本場の味、本家の味 〜きょうの麺類(28)〜
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ものすごく質素な建物の小さい入り口に「うどん」と書いた暖簾があるだけの、ある意味文法どおりな佇まい。周りはトラック運転手や作業服の常連さんと、噂を聞いてやって来た年配夫婦なんかもちらほら。小上がりだけの店内でおばちゃんに注文すると3分ほどで出て来ました。
これでもかというコシの強さを誇る麺とシンプルな味噌・醤油の出汁。割り箸をパキンと割ったら、次に何か考える時にはもう器が空になっています。当ッたり前に、フツーに旨い。とにかく吉田のうどんとしてド直球なのです。いつも食べてるうどんのスタンダードにしてトップクラス。メニューもそんなに種類がないので何ら迷う必要もありません。久しぶりに大盛りにしなかったのを後悔しました。
以前に紹介した店は2件ともこちらで修行をした方が経営しています。うまいわけです。さらに硬いつけうどんも食べたいので、またきっと行きます。吉田のうどんとは、そういうものなのです(笑。