ちょいと一服、しようじゃないか
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7〜8軒ほど並んだ店は特段観光ムードってわけでもなく、参詣のひとたち向けに軽食とか土産を提供しております。どちらも結構古い建物で、何十年も変わらずこの土地でご商売、といった佇まい。そのなかで「須永商店」という酒屋の店内に何故だかココロ惹かれてフラフラと吸い込まれてみます。
酒の他に日用品なんかも置いてあるみたいですが、品物と骨董品が半々ですなあこりゃ。ひやかしで眺めていても店のおばちゃんは何も言わないので、ざっとひとまわり。骨董品に値札は付いてないので、きっとこれは展示品。いいなあこういう商売。20代の頃から、店に自分の好きな品物だけを並べて、1日店番して過ごすのが夢なのですが、こう不景気じゃあまだ実現しないほうがよさそうだ(笑。なんてことを考えつつ「額堂」という茶店に腰を下ろすことに。
昭和13年築だそうで、店内はコンクリのたたきにススけた壁、ツヤツヤ飴色の柱が、なんでもなくて心地いい空間を作っておりました。ビールの奥に見えるのは「きぬかつぎ」。里芋を蒸かしただけですが、これが旨かった!あまりに旨かったので剥いたところは写真撮ってないや(笑。
土日は仕事してることが多いので、世間の休日にあわせて過ごしたのは久しぶり。日曜午後のぼんやり感は気持ちよかったなあ。まだ少し写真があるので、あとちょっとつづく。