かぶりつき 2009 (2)
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発表からはずいぶん経ちますが、最近デリバリーが始まったようで雑誌でもレポートが出始めてましたね。プロショップブースに堂々と鎮座していたので展示品なのかもしれませんが、ナンバーもついてるし途中のコンビニで見たという証言もありますので、自走してきたことには間違いない様子。実用車の多いフェスタにおいては、まるでスラム街に佇む貴婦人てところでしょうか?
とてもグラマラスですがあまり大きく感じませんでした。フェラーリやマセラティと同じ3.2L V8 ツインターボを心臓部に持つわけですが、コンペティツィオーネ(競技用)の名にしては随分エレガントな佇まい。ただ攻撃性は薄いかもしれませんが存在感は濃密ですな。
メッキパーツの使い方が控えめかつ効果的でイイですね。近頃は国産・輸入に限らず、メッキパーツが多用された車をよく見かけるんですが、実はアレあんまり好きじゃないのです。New MiniもMiToも500も、ランプ周りとか内装のそこかしこに結構メッキが使われてます。木目調パネルが木製でないように、ゴージャスを演出しているものはゴージャスな存在ではないと思うんですけどねえ。
エアロパーツが控えめなのもイイですね。ただウエスト絞るだけじゃなくて、ボディサイドが底面に向かって巻き込むようになっているのが好みです。それでも空力的には考え抜かれているんだろうなあ。
じつは友人に「来てたら写真撮ってきて!」と言われてたので撮り始めたんですが、すっかり目の保養になりました(笑。他の色も見てみたいし、エンジン音も聞いてみたかったねえ。