高架下建築ツアー 有楽町〜新橋
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有楽町駅の中央口から線路づたいに晴海通りをわたり、有楽町ガード下の呑み屋街を通って山手線の下に。外光の入らない暗い通路では点在する呑み屋の看板が照明がわり。これまでのハードな印象に、ディープさが加わってきました。
JRと首都高速がY字に合わさる部分から新橋方面へと一直線に進むこのアーケード、晴れやかな名前とはうらはらに、蛍光灯の冷たい明かりに照らされた古〜い商店街。ここで先頭集団から口頭で注意事項がまわってきました。「この先は、ガヤガヤしてると警備員さんに怒られるので、静かに鑑賞するように」とのこと。緊張感が一行に走ります。
ほとんどシャッターが降りています。遠くまで見渡せる一直線の通路や、これまた何もかも古い意匠に囲まれて、じつに冷たい雰囲気です。しかしなぜか魅力的。ミステリアス!
通路の各所にある階段から2階にも登ることが出来ます。こちらは事務所がチラホラと入っているようで、単に通過するのもはばかられる感じ。怪しい探偵事務所とかが似合いそうです。
左側が首都高、こちら側がJRの高架です。ひたすら続く直線に加えて、張り出した室外機やダクトのゴテゴテ具合がアソビをまったく感じさせませんね。厳しい現実を叩きつけられたような感じですな。そうかあ(笑?
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