松本土産 2007夏
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いきなり信州関係ないじゃん!とお思いでしょうが、昨年のFIAT FESTAでもに氏が使っていたのを、一目惚れしてずっと探していたんです。扱いはカリタですが現在はラインアップから外れている模様。製造は「Czech Republic」、チェコ製ですな。チープな見た目で作りも所々にアラが目立つんですが、豆の挽き具合は均一で文句なし。全体的なコンセプトがパンダに通じるものがあるような。
とても丁寧な作りのざるで、無造作に蕎麦を盛りつけてもサマになっちゃいます。食べ終わって下に敷いた皿を見るとあまり水が落ちてない。かといって蕎麦はベチャベチャでもない。ざる全体に水が染み渡るように吸い込んで、イイ具合の水気を保ちつつ蕎麦が頂けます。優れもの。
5月にお邪魔した時は「手作りの品にて、ただいま半年待ち」と表示してあった大人気商品。張り紙もなかったのでお願いすると「すみません、これは売約済みで…。でも数日であがってきますので、お送りしますよ」とのことで迷わず発注、休みボケも治まったころに、店主手書きのカッコイイ取説と一緒に届きました。
焼き物の地肌にある凹凸で当たるので、胡麻一さじでもしっかり当たれるし、少しずつ摺りたいスパイスとか岩塩なんかもいけます。ヨメさんのファーストコンタクトは、乾燥させたシソの葉でした。これまた優れもの。
「ふじむらさんが、甘いものをお作りになってますよ〜う」
「じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ、食べようじゃないかあ!」
ということで半分ネタのつもりで行ったんですが、なかなか美味しかったですよコレ。魔神さんだったら20個くらいスポーンスポーンといっちゃうかもしれません(笑。お店の優しいお母さんに水あめを1杯ごちそうになったり、ご主人の趣味だと言うアンティークオーディオに目を奪われたりして、いい発見でした。
そんなわけで、やっと夏休み終了。来年もきっと信州だ!