MOONEYESのステアリングを取り付ける(3)
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欧州メーカー用の黒い筒型をしたボスに比べるとずいぶん小ぶりな作りですね。「TOP」と書いてあるところが上になるように取り付けますが、その前にひとつ作業があります。
純正ステアリング裏面に付いているキャンセル爪の出っ張り量と同じになるように、またホーン用の配線を切らないように、慎重に取り付け。銅製の丸い円盤がコラム側のホーン接点との接触面になるので、付属のグリスを塗布します。
グリスはなんと透明なカプセルに入っておりました。わざわざこんなカプセル用意して洒落たことするなあと思っていたんですが、グリスを塗り終わり空のカプセルを試しに水へ浸けてみたら数分でドロドロに溶けました。ホントのクスリ用カプセルかよ!(笑。
ここまで来ればあとは順番にパーツを取り付けてボルトを締めるだけ。うきうきとステアリングシャフトに取り付けてみると…
前回のエントリーでご紹介した写真の接点は、真横から見ると結構起き上がって板バネになっているのですが、それでも2mmほど届かない。むうう、弱った。でも、締め込めば届くかな?と思いナットを閉めてみましたが。まるで届かないどころか、その状態で圧入されて手では取れなくなってしまいました。ああああやっちまった!
プーラー自体はAmazonで¥500という安価で手にはいりましたが、引っ張るものがアメリカ製なのでボルト穴は当然インチピッチ。同じサイズのボルトはハーレーのヘッドカバーを固定する短いものしか流通してません。地元の金物屋に泣きを入れ、業者からボルトを取り寄せてもらいました。3本で約¥2,000...。ボルトが届くまでは、先ほどの2mmをどうやって埋めようか、ずうっと考えて過ごしました(笑。
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